本日はお問い合わせの多い【トラックの荷台床修理】について解説したいと思います。
荷台の床部分は木製のものが一般的です。床板を木製にする理由は積み荷の保護や滑り防止が主な理由になります。
木材ですので風雨の影響や荷物の摩擦などで腐食や摩耗を起こし、荷台床板がボロボロになって荷物を積むことが難しい状態になることも珍しくありません。そのままの状態で使用すると、ネタ木まで腐食してしまいますので、そうなる前に荷台の床に鉄板を貼ることで、雨の侵入を妨げ、腐食を防ぎ、荷台を頑丈にすることができます。
トラック本体を形成する鉄は熱や水分の影響でサビを発生し劣化が進みますが、荷台の床板に使用される木材も太陽光線や水分、摩擦の影響で劣化します。
特に木製の床板にとって大敵なのは水分で、幌やトラックシート等などかけずに外部に駐車しておくと、車体やエンジン等より先に荷台の木材の腐食してしまうケースがあります。トラックシート等をかけないで荷台が露出した状態の平ボディは特に劣化速度が速い傾向にあります。
床板も消耗品のパーツではありますが、できるだけ経年劣化は遅らせたいものです。